時計は巻き戻せない
金明俊監督のインタビューを終えて、友人夫婦と二才の子どもとともに週末の光化門広場に行った。前日に特別検察官の捜査チームが、朴槿恵大統領の親友、崔順実被告側に賄賂を贈ったとして、贈賄容疑などでサムスン電子副会長の李在鎔を逮捕したこともあり、この日はキャンドルデモよりは、保守派のいわゆる「太極旗」デモに多くの人が集まったようだ。
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金明俊監督のインタビューを終えて、友人夫婦と二才の子どもとともに週末の光化門広場に行った。前日に特別検察官の捜査チームが、朴槿恵大統領の親友、崔順実被告側に賄賂を贈ったとして、贈賄容疑などでサムスン電子副会長の李在鎔を逮捕したこともあり、この日はキャンドルデモよりは、保守派のいわゆる「太極旗」デモに多くの人が集まったようだ。
先日、とうとうパソコンを買い換えた。Windows98から五台目の購入だ。九〇年代末、ISDN回線で電話代を気にしながら当日の韓国の新聞を見たとき「これは革命だ」と思った。
八月、ICT講習の十日後、再び朝鮮大学校を訪れた。在日本朝鮮学生美術展覧会(学美)の審査が行われると言う。ここ数年、学美の展覧会は文化の秋を告げる風物詩になっている。会場を巡っていると一つ一つの作品から、子どもたちの学びや驚き、笑いや悔しさ、あこがれや疑問が伝わってきて、心の中で話しかけている自分を発見する。
モーターとジャイロを組み込んだ膝の関節が動くロボットをブランコにのせて人工知能(AI)をつなぎ、ブランコの乗り方は教えないで、「振れ幅を大きくしろ」と設定する。
在日朝鮮学生美術展(学美)やICT教育の取材をしながら、本誌20号で元小学校教員の善元幸夫さんが、ボーダーレス化する現代について語った言葉が頭をめぐっていた。
「塀を取り払う」という言葉から連想するのは「和解」「親睦」「統一」…。「南北朝鮮間の分断の壁(塀)を崩そう」「在日朝鮮人と日本人の間の塀を取り除こう」、それは私たちの望みでもあった。
モーターとジャイロを組み込んだ膝の関節が動くロボットをブランコにのせて人工知能(AI)をつなぎ、ブランコの乗り方は教えないで、「振れ幅を大きくしろ」と設定する。
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