〈続・東京中高美術部〉描く・創るを語る
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第44回学美・東京展でのプレゼン(2015・12)より
「祖国訪問」―目の中にある国旗は…
リ・ジョンウ
この作品は私が二週間祖国訪問で北朝鮮に行ったのをイメージして作った作品です。
二〇一五年七月九日~七月二三日の間私達は祖国訪問で北朝鮮に行きました。私は北朝鮮に行くのは初めてで、とても緊張していました。
私達は最初の日、北朝鮮に到着するとバスに乗ってホテルに行きました。
ホテルの中と部屋はとてもキレイで食事もとても美味しいものでした。
私は最初、北朝鮮は怖いイメージがあると思いました。けど、いろんな北朝鮮の人達と話しているうちにそうじゃないとわかりました。
私達は北朝鮮に来ていろんな場所をバスで廻っていきました。
そこでいろんな建物や歴史を知ることができました。軍人達とは一緒に遊んだり、話したり、歌を歌ったりしました。
遊園地で遊んだり、プールで遊んだり、馬にも乗ったり…本当に楽しかったです。
白頭山に登って見たらとても美しい風景でした。 山頂にある湖の「チョンジ(天池)」は、青く澄み渡って汚れの無い水を湛えていました。そこでみんなと一緒に写真を撮ったり、ここまで来た険しい道のりのをみんなで乗り越えた楽しさを分かち合いました。
そして最も嬉しかったことは北朝鮮にいる私の親戚達と会えたことでした。
親戚の人達と一緒に平壌のレストランで焼肉や冷麺を食べました。朝鮮の親戚と日本の家族の話をした時にみんな元気にしているか、幸せな暮らしなのかと、色々な事を伝えました。 親戚たちの笑ったり、少し心配したりする表情を見て、自分の家族の事を親身に思ってくれているんだなあと思いました。
日本に帰国する日、案内してくれた先生達と親戚達と別れるのは寂しかった。
何日間か親戚の人たちと一緒に過ごした日々を考えるといつ会えるかわからない事にとてもさみしさを感じました。
まず北朝鮮の歴史を学んだり見たり教えてくれたことをこめて書いた目です。
目の中にある国旗は自分たちが北朝鮮に来たことを忘れないために心の中に刻んだ国旗です。私は二週間北朝鮮での毎日は本当に楽しい毎日でした。
私はこの二週間、北朝鮮で色々な歴史を学んだことを日本に戻っても忘れずにこれからも学校生活を頑張り美術部としても頑張っていきたいと思います。