海の向こうから朝鮮学校いいね!海外連帯懇談会inベルリン
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パク・チュンヨン
*「オーマイニュース」(1・28)より転載。原題は「国連で日本政府の朝鮮学校差別の不当性を知らせる」
一月一六~一七日(現地時間)、スイスのジュネーブで国連子どもの権利委員会が開かれた。二〇一三年から国連の勧告を無視している日本の安倍政府の朝鮮学校に対する教育支援金と高校無償化制度からの排除の不当性を委員たちに直接訴えるために、朝鮮学校のオモニ会会員四人、朝鮮大学校在学生と卒業生四人、韓国で活動する「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫代表とイ・ウニョン運営委員、「日本のウリハッキョを守る在日同胞の会」のリンダ・モ、「朝鮮学校市民の会」のキム・ジウン監督らが参加した。
この日程を終えて「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫代表とイ・ウニョン運営委員、そして「日本のウリハッキョを守る在外同胞の会」のリンダ・モは朝鮮学校出身留学生と共に、ドイツ・ベルリンで、在ヨーロッパ韓国人を対象に開かれた「日本の朝鮮学校を守るための海外連帯懇談会」に参加した。
この懇談会は韓民族ヨーロッパ連帯、在ドイツ同胞協力会、コリア協議会が主催し、在独平和女性会が後援した。これ以外にベルリンで活動する独・日平和フォーラム、ベルリン日本女性会、ドイツベトナム協会など九つの国際団体が賛同した。
韓民族ヨーロッパ連帯の会員たちは、ドイツ・ベルリンに到着した懇談会参加者一行に一輪のバラの花を分けて歓迎してくれた。研修のためにドイツに滞在中の5・18記念財団のインターンたちもボランティアとして参加した。
この懇談会の広報担当者によると、韓人コミュニティサイトに今回の行事に関する否定的なコメントが記入されたりして心配したが、会場は満席で席が足りないくらいだという。
ベルリン自由大学校のチョン・ジノン博士の司会で始まった懇談会は、「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫代表が朝鮮学校の状況について簡単に紹介したあと、朝鮮初中級学校を卒業後、日本の高校と大学に通い、現在ジュネーブ留学中のシム・ヒャンボクさんが、自分が通った朝鮮学校について、朝鮮人として日本で暮らすことについて語り、同胞たちの気持ちを伝えた。
「日本にあるウリハッキョを守る在外同胞の会」のメンバーであるリンダ・モさんは、二〇一七年に朝鮮学校と朝鮮人強制徴用の跡地を訪ねた時の写真を見せながら話した。彼女は、日本が在日朝鮮人を戦争に動員し、戦争のために労働搾取した歴史を、わが国の後世たちが忘れないように教育すべきだと主張した。
「ウリハッキョと子どもを守る市民の会」のイ・ウニョン運営委員は、朝鮮学校を訪問した経験から朝鮮学校の教育目的や教育方法のすばらしさを説明し、参加者たちの注目を浴びた。
質疑応答の時間に、脱北者だという学生が、朝鮮学校の生徒たちは自分のアイデンティティをどのように考えているのかと言う質問をした。これに対して朝鮮学校出身の留学生は、現在の在学生の国籍構成は韓国籍、朝鮮籍、無国籍(解放後に与えられた特別永住権者)で、最近は日本国籍所持者の入学も受け入れていると答えた。また朝鮮学校の教育目的は、祖国を忘れないで在日朝鮮人の先祖たちを記憶し、日本社会と統一した朝鮮半島で活躍する世界人に生徒たちを育てることだと説明した。
懇談会は、予定の時間を大幅に延長して行われ、誰もが退屈することなく高い集中力で参加していた。高校無償化制度からの排除に象徴される日本政府の朝鮮人差別に抗議する闘争の歴史を聞いた参加者たちは、怒りのため息をつき、悔し涙を流す人もいた。
日常に埋もれて考えもしなかったと反省の声が続いた。これからは積極的に関心を持って応援するという多くの参加者の約束を受けて、懇談会は終わった。辛い歴史をしっかりと伝えた一行は、ベルリン懇談会参加者から受けた固い約束を胸に、次の懇談会の会場のあるボーフムに向かった。54
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朝鮮高校卒業式・茨城&九州編
「モンダンヨンピル」から横断幕
朴>>>fb3・3
朝高の卒業式。
茨城ハッキョも三月三日に行われた。
卒業式では卒業生全員が表彰され、舞台に上がった。その後の卒業生公演は、民族打楽器演奏から始まり、在学生・父母・同胞たちの拍手と笑いに包まれた。
お昼の宴会は初級部一年生から高校二年生までの学生達が、先輩たちの卒業を祝い趣向を凝らし準備した歌と踊りが披露され、またまた優しい笑いと手拍子が、場を一層盛り上げた。
今年もソウルの「モンダンヨンピル」メンバーが、卒業生へ横断幕のプレゼントを持って卒業式場に駆けつけてくれた。そしてソウルのたくさんのメンバー達から届いたビデオメッセージも暖かく心のこもったものだった。
卒業生よりも泣きじゃくる幼い学生には、周りもつられて目を赤くした。
いつもながらほのぼのと、優しさに包まれた卒業式だった。
釜山トンポネットから横断幕と写真
九州朝鮮中高級学校>>>fb3・2
明日は高級部卒業式。
一二年間の民族教育を終えて巣立って行く生徒たちを暖かく見送る準備ができました。「釜山同胞ネットワーク」と「朝鮮学校と共にする市民の会」から応援の横断幕が届きました。本当にありがとうございます。
各クラスとクラブからの祝賀ポスター、そしてなんとなんと! 卒業生たちが時間をかけ作ったという、モザイクアートは驚きのクオリティーです。
明日、是非直接ご覧になって下さい!
今年度、全国の朝鮮高校で一番少ない卒業生、九州朝高の歴代最小人数で頑張った彼等に沢山の拍手とエールを送って下さい!
李>>>fb3・3
釜山トンポネットの方たちが、卒業生たちにプレゼントをくれました。
卒業をお祝いする横断幕。
それと共に、Woo Chang Choiさんが撮影した、記憶に残したい場所での写真。ステキすぎて、ずっと見入ることができます。
彼が卒業生たちへ送る言葉も、とても素敵でウルっとしちゃった。
それぞれ五枚ずつ写真がありますが、ワタシの好きなショットを一人ずつ選んでみました。
愛が詰まりまくった写真たち。一生の宝物になるのは、間違いなし!
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8千万民族の警告文
朝鮮学校差別反対、高校無償化適用要求209次金曜行動
3・1 100周年特別金曜行動および海外同胞合同記者会見
私たちの民族は日本の植民支配謝罪と在日同胞弾圧中断を要求する!
一〇〇年前の今日、私たちの民族は日本帝国主義の残酷な収奪と暴力に対抗して、祖国と民族の自主的独立を叫びながら、通りに出た。
それはこれ以上日本帝国主義の奴隷として生きないという私たちの民族の決起であった。
私たちの言葉と文字、文化を全部奪って、民族精神を抹殺しようとした日本帝国主義に対する抵抗だった。
私たちの兄弟、姉妹を侵略戦争の戦場に、炭鉱に無慈悲に引っ張っていって人間以下の扱いをしたことに対する血のにじむ怨恨であり、祖国と民族を日本帝国主義に売り飛ばした親日派に対する激しい怒りであった。
一〇〇年が流れた現在でも私たちの民族は日本の蛮行に対抗して絶えず闘っている。
日本の植民支配謝罪、慰安婦について認め、花のように美しい少女の時期を日本帝国主義によって踏みにじられた慰安婦おばあさんに対する真心に充ちた謝罪、強制徴用労働者問題、独島問題、戦争可能な国を夢見て軍事力を拡張しようとする日本政府に対する糾弾など闘いは相変らず進行中である。
日帝植民地時期の強制連行、徴用、徴兵あるいは生きる道を求めて故郷を離れるほかはなかった人々である在日同胞も、日本社会で私たちの言葉と文字、民族性を守って行くために絶え間ない闘いを進行中である。
日本政府は私たちの同胞の前に自らの蛮行を心から謝罪することはおろか、日本社会の一構成員として納税の義務を果たし、永住権を持っている同胞を持続的に弾圧し排除する政策で一貫している。
高校無償化制度での朝鮮学校排除、各地方自治体が自主的に支給する補助金に対する中断圧迫など、幼い青少年に対する弾圧に続き、今は幼稚園の子どもたちにまで差別政策を施行しようとしている。
日本政府の幼稚で野蛮的な在日同胞弾圧行為は日本政府が過去の自らの植民支配の不当性を必死に消して隠そうとすることだけのことだ。
今日、時代は朝鮮半島の平和と統一の新しい時代に向かって進んでいる。
安倍政府が今のように過去の侵略帝国の野心にとらえられていては、現時代の発展の中で淘汰されるだけだ。
私たちの民族は私たちが自ら作っている平和と統一の時代の前で安部政府に峻厳に要求する。
安倍政府は植民支配謝罪して、在日同胞弾圧を直ちに打ち切れ!
在日同胞の民族教育を積極保障して、朝鮮学校にも高校無償化制度を直ちに適用しろ!
軍国主義復活の試みおよび右傾化の歩みを打ち切って、平和の時代に歩調をそろえて行動しろ!
2019・3・1
朝鮮学校差別反対、高校無償化適用要求第209回金曜行動
3・1 100周年特別金曜行動および
海外同胞合同記者会見参加者一同
*訳・佐野 通夫(fb3・2より転載)
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