入国管理事務所、これって いわゆるイジメ?って思うような事について
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李>>>fb10・5
11月の朝鮮訪問
妹の墓参りと彼女の忘れ形見達との五年ぶりの再会に向けて、今日は入国管理事務所に行って再入国の手続きをしてきた。今回は以前の再入国許可証が出入国の印で一杯なため新しい許可証をつくる事になった。一〇日間の朝鮮訪問を済ませ改めて日本に戻るための手続きだ。
午後は仕事の予定があったので朝一で入管に行き、本日四人目の手続き者だったが、何と終わりは123番目の最終者となった。
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英語表記は出来ないの一点張り
どちらの国へ? から始まり、国籍は? で、既に何となく私への対応が変わりはじめ、一つ一つの手続きに随分と時間を掛けながら法務局の訪朝自粛のプリントを渡してきたり、ミサイル関連云々の複数枚のプリントを読んで、既読サインを求めたり(この二点セットはどこの入管でも渡されるものだが、静岡はなのか、今日はなのかは分からないがやけに物々しく時間をかけていた)。やっと12時近くに渡された新しい再入国許可証には申請書に書いて出した英語表示の名前は不記載。何故か英語表記は出来ないの一点張り。名古屋入管では問題なくしてくれていると言うのに支局の静岡では書けないと。
以前の二冊目の許可証にはちゃんと記載されているもので、改めて申請をした五年前にはその件で何ら問題無かったのに、今日は
- 「英語表記を入れなければならない法的根拠は?」
- 「それがないことで不具合や、どこかで何かを言われたのか?」
とか、意味の分からない質問を繰り返す。
反対に記載出来ない根拠は?
と問うと、少しお待ちくださいと、奥に入っては何やら話してまた同じ事の繰り返し。
中国を経由して朝鮮に入るので、そこで必要となる朝鮮のビザにも、前回までの再入国許可証にもそれが記載されている。と伝え、以前の再入国許可証を確認して貰ったが、既に手続き関係で手元にはなく、今まで一度も提示を要求された事のない朝鮮のビザを確認出来なければ英語表記は入れられない、の一点張り。
手続きをしてくれている同胞生活相談センターに連絡し、旅行社から直接入管職員に電話をしてもらい、最終的にはビザのコピーを持ってきたら記載するとの事で急遽コピーを送って貰い、予定されていた仕事を終えて改めて入管に。
一日繰り返された奇妙な対応
午前中に一度発行された許可証を改め、写真も新たに渡して、英語表記を入れやっと出来上がったのは入管が閉まる16時を回ってからだ。
私一人の手続きに四人の職員が入れ代わり立ち替わり「対応」し、先に「ノー」と言った者は次には現れずと、何度も繰り返された奇妙な対応が一日繰り返された。
最後に許可証を手渡した職員に、こんな風に時間を掛けて、人を不安に陥れて、何度も何度も色んな難癖を付ける事に職員の皆さんもきっと人として耐えがたいものがあるのでしょうね、と、言ってみた。
彼は私の目を見ずに、お疲れさまでした、と応えていた。
やれやれ。改めてセンターに許可証を届けに行くと、前回他の同胞が手続きした時には三〇分程で済んだとか。
スピード違反で捕まったりする時のように、運が悪かったと捉えるべきか。
それでも間違いなく今日の事は渡航先と国籍への異常な対応、そして、私が高齢な女性でイジメ易かったように見えたからだったように思うのは、偏見か?(苦笑)
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番外編:「渡航自粛」の貼り紙に「朝国」?
金>>>fb10・19
札幌入管、まだこんな張り紙してる。
コメント
金・これってどこやねん! って今、言いに戻ってる。
文・中華人民共和国を中国って表記する感覚やろか。
金・え~~笑一瞬そうか! って思ったじゃん。
どこが間違ってるかわかりますか?って窓口に持ってったら、え? どこが? ってとんちんかんな事を言うので、この国どこですか? って聞いたら、あ~すみません笑 でした。
今流行中のチコちゃんに、「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」って言ってもらいたかったです。
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税関で―「私だけですか?」「まぁ、簡単に言えば、この北朝鮮関係です」
RP>>>fb10・18
日本に入国した。税関検査、本当に面倒だった。
八月の韓国からの入国の時はスルーだったのに、今回は私が何かに「協力」するよう迫られた。
再入国許可書を見るなり
「すみませんが、こちらに移動してください。荷物の中身を拝見させてください。」
「荷物ってどれ?」
「うーんと、スーツケースですね。大きいものを。」
「こういうことって、結構あるんですか?」
「まぁ、他も結構あると思いますが。(キョロキョロしている)今回はどこへ行かれましたか?」
「中国です。」
「これは、本ですか。」
「はい、研究してるので。」
「これは…ほとんどお子様のものですね。」
「はい、こどものものです。」
「コラショとかあるので、これはもともと日本から持っていかれたものですね?」
「はい。(笑…コラショ知ってるんや)」
「こちらも開いてくださいますか。」
この辺でほとんど感情はなくなっている。いや、感情がなくならないとできない。めちゃくちゃプライベートなカバンの中身…。
「これも本ですね。」
「はい、研究しているので。」
「こちらもどかしますね。えっと、これもお子様のものですね。」
「はい」
「こちらも空けてください。」
嫌がらせとしか思えないでしょ。
「(ちゃんと見てもないのに)えーっと、ほとんどお子様のものですね。ご協力ありがとうございました。」
「私だけですか?(知っているけど聞く私)」
「(再入国許可証を手渡しながら)まぁ、簡単に言えば、この北朝鮮関係です。」
気持ち悪いな、本当に。
「ご協力ありがとうございました。」って、七月の入管の職員と同様、終始めーっちゃ、どうしたのってくらい丁寧やったけど、私は何に「協力」したんだろう。
この人の収入のため? この人も職を失いたくないだろうしな、家族もいるだろうしな。もしかして義務感でやっているのかな。「北朝鮮関係」から国を守るためにやっているのかな。もしそうならこんなことで何をどう守れるんだろうと考えると…。悪いことは何もしていないし、挙動不審でもないのに、国籍がそうだというだけで、カバンの中身を見せろって。神戸朝高の生徒の気持ちを改めて思う。
いつまで続くんだろう、こんなこと。そんなに嫌なら国籍変えろみたいな言葉は、いじめを容認するのと同じことだぞーと言いたい。要は、なぜ私がここにいるのかーということ。52
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