朝鮮大学生たちによる文科省前200回目の金曜行動
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朝鮮大学生たちによる200回目の金曜行動が2020年2月、文部科学省前で行われた。朝鮮大学校生、東京と神奈川の朝高生、保護者、日本人支援者らが大勢集まり、三つの集団に分けて進められた。
総連副議長と日本の国会議員たちの挨拶、朝鮮幼稚園保護者連絡会代表の挨拶の後、いつも通り、生徒、学生たち、日本の支援者、保護者のアピールが続いた。
卒業を間近にした高級部三年生の女子生徒は、『権利闘争なしに考えられない三年間だった。三年間の高校生活を通じて多くを学び、成長したと思うが、この場だけは何も変わらなかった。あなたたちは10年間何も変わっていないのではないか』と問いかけ、先週の金曜行動に右翼の宣伝カーが押しかけ、ヘイトスピーチを吐きかけた時、文科省の人や通行人の日本人は『私たちはああ言う人たちとは違うから』と言ったが、政府が率先して差別してそういう風潮を作り出していると指摘。
『あと10年かかることがあっても私たちが負けることはない!』とキッパリといいきった。
すると背後から参加者たちの『無償化制度を適用しろ!』『学ぶ権利を保障しろ』という大きなシュプレヒコールが起こり、通りにこだました。
朝大生も『何度踏みにじられても私たちは諦めない!』
高三の男子生徒も『民族教育は在日朝鮮人の命、最後まで守り抜く!』と力強く訴えた。
最後に歌った『声よ集まれ 歌となれ』は、いつにも増して力強かった。