「朝鮮人」実感したウリナラ訪問 活動通じ、思い伝える難しさ学ぶ
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「朝鮮」「総連」との切り離し
朝鮮学校の長所打ち消す
金無償化裁判でも「北朝鮮」と「総連」との関係が、朝鮮学校排除の理由としてあげられています。「北朝鮮バッシング」が始まったころは、そういう部分をあいまいにしようという動きもあったようですが。
全自分は、朝鮮学校とウリナラ、総連を切り離して考えることはできません。そこで妥協してしまったら、ウリハッキョの良いところをすべて打ち消すことになってしまう。そういう妥協はありえないと思います。
金最近は南からの支援も増えていますが、それについてはどう思いますか?
全東京朝高に通っていたころは全く知らなかったのですが、留学同に「ハンギョレ新聞」や「朝日新聞」の記事を掲載しているグループラインがあって、そこで、統一運動をする南側の学生たちの運動の記事を読んだりすると、今まで別枠だった南側でもそういう運動をしていて、同じ民族なのかなと感じるようになりました。
金韓流に関心はない?
全韓国ドラマは見ますが、「民族」と関連付けてはみないですね。韓国は軍事政権が長く続いていた一方で、ウリナラは人民たちの国なので正当性があると思っていました。栃木のハッキョに通っていたころに、「華麗な外出」という映画を見て、そこで描かれた韓国の民主化闘争の様子は記憶にありますが。基本的にウリナラと韓国を別に考えたことがなくて。
金昨年の南北首脳会談はどこでみましたか?
全アルバイトだったので、あとで留学同が流してくれた映像を見ました。二〇〇〇年の時も「統一だ」とすごく盛り上がったので、今回はどうなのかちょっと疑いの眼で見ていました。でも今もその流れが続いていて、あとになって感動が来ました。
金朝米首脳会談は?
全日本のニュースは、金正恩委員長が委縮していたとか変な報道をするじゃないですか? だから留学同の先輩が送ってくれた資料を読んだり、留学同で学習したりして、大国と小さな国の首脳が対等な立場で話し合った意義深い会談だったんだなと、やはり後になって感動しました。どうしても疑う気持ちが先に立って。
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