児童教室、連合同窓会を体系化し 同胞の希望となる自立した朝青目指す
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児童たちが喜ぶ顔にやり甲斐
金やり甲斐を感じる時は?
金委員長同胞社会に何かしたいという思いで始めたのに、まだ満足できるようなことはできていません。それでも朝青でハッキョのために、人を集めて行事をして成果が出たときはやり甲斐を感じます。募金を集めて、靴箱を作って、子どもたちに伝えるとすごく喜んでもらったことがあります。今年、福島ハッキョが創立70周年を迎えたのですが、朝青で母校に何かしようと呼びかけて、四十人ほどが集まって大掃除をしたり、木の手入れをしたりしました。募金も十万円くらい集めて学校に渡しました。五月のことです。先生や児童が喜んでくれる姿を見てうれしかったです。
金すべてはハッキョのためなんですね。
金委委員長・そうですね。ハッキョが中心ですね。私は参加したことがないんですが、朝青給食をしているハッキョもあります。学期に一度くらいですが、北大阪で始まって、中大阪でもやるようになりました。
金昔は、先輩後輩関係は厳しいものでしたが、近頃は思いやりにあふれていますよね。いつから変わったのでしょうか?
金委員長本当にそうですね。昔も厳しかったですが、思いやりはあったと思います。
金どうしてウリハッキョを守らなくてはいけないと思いますか?
金委員長総連が無くなれば、ハッキョはなくなります。ハッキョが無くなれば、同胞社会が無くなると思います。総連組織を支えている人は基本的にウリハッキョ卒業生なので、ウリハッキョが無くなれば、いずれは総連組織も危うくなると思います。そういう相互関係があります。
三年前の総連結成60周年の時に、顧問たちの話を聞く機会が多かったのですが、当時何もないところから、私たちより厳しい環境の中でウリハッキョを建てて、組織を作って。もちろん自分たちのためだったのですが、未来の世代のためにという思いも強かったと思います。そういう先代がいたことを考えると、私たちは次の世代に何を残していけばいいのだろうと考えます。
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