児童教室、連合同窓会を体系化し 同胞の希望となる自立した朝青目指す

スタートは支部活動

金六年間の朝青活動で印象深いことは？

金委員長河北・旭都支部にいる時に、ウリマルを学びたいという日本の学校に通っている同胞生徒がいたので、支部でウリマル教室を始めました。ウリマルを教えたことがなかったので、毎回資料を探して手探りだったのですが、そうしていると日本の学校に通っている生徒たちがどんどん集まってきて、二年くらいかけて｢学生会｣を再建できました。教室に来る生徒たちも勉強熱心で、そのうち在日朝鮮人として誇りを持つようになって、今は留学同で一生懸命活動しています。彼らが学生会に参加して良かったと言ってくれて。

金初めに支部に赴任して、何をしていいかわかなかったのではないですか？　昔のように支部に専任の活動家が何人もいて、教えてもらえるような環境ではないので。

金委員長そうです。すべて手探りでした。名簿を見て、実際に住んでいるのか訪ねて行って、会って、一緒に活動していたほかの支部や本部の先輩にいろいろ習いながら。

金城北初級は、児童数は多いのでしょうか？

金委員長八十人くらいはいると思います。幼稚班と初級部合わせて。

金じゃあ、中大阪初級よりも多いのですね。

金委員長中大阪校区は、住んでいる同胞の数は多いです、生野のように。ところが児童生徒数が少ないのです。私も住んでいますが、そこで活動したことはないので。

金河北・旭都支部で活動を始めて。

金委員長はい、そこで三年間活動して、本部に来て宣伝文化部の副部長を二年間しました。

金難しいと思ったことは？

金委員長人の意識を変えること、共感するという段階を超えて一緒にやろうという段階にもっていくのが、難しいです。中心が三人いてもいっしょにやってくれる人が二十人いなくては、何もできないので。

金そういう意味で効果的だったのは？
金委委員長・地道な訪問活動ですね。訪ねて会って、話して動員してという過程を経て、何かすると参加する人も増えて。

金支部にいる時はどのくらいの頻度で訪問活動をしたのですか？

金委員長週に一～二回です。昼は総連や女性同盟の顧問を訪ねて行きます。｢お元気ですか？｣と。前を通るついでに訪ねたりもします。
四年前から城北ハッキョのチャンダンクラブを週に一度指導していますし、以前は通学バスにも乗っていました。チャンダンは、朝大でサムルノリをやっていた経験を生かして。