誰もが活躍できる同胞社会を目指して
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理解を得る難しさ知識の普及がカギ
金女性が一歩前に進んでいるんでしょうね。
李虐げられている分、いろいろ考えるし、そうならざるを得ないと思います。例えばひどい女性差別の言葉を浴びせられた時に、その場で抗議したからと言って解決されるわけではないし、どうしてその場を逃れればいいのかとか、いろいろ考えるじゃありませんか。どうしてあの時はっきり抗議しなかったのだろうと、あとで後悔するのも嫌だし、抗議して空気が悪くなって「あいつの前だけでは気を付けよう」というような存在になるのも嫌だし…。私は「笑って刺す」ようなやり方を考えるようにしています。女性たちはそういう逃げ道を探しながら一人ひとり戦っていると思います。
金感情の問題じゃない、人権を侵害しているんだということを、しっかり論理的に訴える必要がありますね。
李事務次官のセクハラの問題をニュースで見ながら「ひどい奴だな」と言うけれど、自分自身を顧みる男性は少ないんですよね。
金日常に起こる様々な出来事を理解するための基礎知識が必要なのかもしれません。
李やはり教育をして、基礎的な知識を身に着けることが大切なのでしょうね。現在の性差別撤廃部会は女性の連帯から始まっていて、男性にアプローチするところまで行っていません。正面切って問題を提起して、敵対勢力のようになってはいけないので、そこらへんは非常に気を使っています。
金そうですよね。あくまで互いへの理解を深めてもっといい関係を築いていくためのものですからね。日本軍性奴隷問題を糸口に、ジェンダーの問題を一緒に考えていくというのはどうでしょうか?
李私たちもそう思って、勉強会やアクションをするときは必ず様々な単位に声をかけて参加を呼び掛けるのですが、女性を送ることはあっても男性自ら参加することはほとんどありません。
金難しいですね。ただ教育については私たちも関心があるので、一緒にやっていければと思います。
李具体的に何ができるのかを話し合って、やっていければと思います。
金ありがとうございました。
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