ウリハッキョは心のふるさと教育権獲得を決してあきらめない
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会長就任前から通った裁判
金その直後に大阪が勝訴しました。
金栄愛会長広島から十日も経っていませんでした。あの時は報告集会にも出たかったのですが、ちょうど金曜日で、「金曜行動」で早く伝えたくて、すぐに帰ってきました。あの時も裁判所には入れませんでしたが、外で待っていると、大阪地裁が揺れたのです、きっと判決が出た瞬間だと思うのですが。それを見て勝ったんだと思ったら、弁護士たちが駆け出してきて「勝訴」「行政の差別を司法が糾す!」という紙をひろげて、皆「キャーッ」って歓声とあげて。私は一人ニコニコしていたんだと思います。周りでは涙を流して抱き合っている人もいっぱいいましたが、私は「これが普通、当たり前だよね」と思いながら、ずっとニコニコしていました。
金この時は東京も勝てるかもと思いましたか?
金栄愛会長東京の裁判は、第一回目は行けませんでしたが、それ以降は毎回行って、くじ運がよくてほとんど傍聴しました。おととしの十二月の女子生徒の証人尋問も、国側のそれも。
金会長になる前から関心が高かったんですね。
金栄愛会長できれば娘にも原告になってほしいなと思っていたのですが、当時はまだ高一で、なれなかったんですよね。二年生と三年生が原告になったようです。
論理的にいえば法に則ってやっていないことがおかしいし、もともとあったものを削除したり変えたりして適用できないようにしているのはおかしい。李春熙弁護士もよく「シンプルな裁判ですから」と言っていますが、本当にそうだなと。それをウリハッキョの実情がああだこうだ言う前に変えてしまった国がおかしくて、そこを突く私たちのいい分は正しいと思います。私たちが適用してくださいと言った無償化ではない、日本政府が作った無償化制度なのに、それを勝手に変えて私たちだけを除外したのはおかしい、絶対論理的には私たちが勝つと思っていました。
今でもお覚えています。「高校無償化法案」が 持ち上がったころ、末っ子がまだ初級部高学年だったのですが、第三初級で無償化に関する説明会がありました。その時、みんな目をキラキラ輝かせて聞きながら、質問もいくつか出たりして。高校無償化が適用されれば義務教育にも波及するのではないか、ウリハッキョの運営も楽になるだろうし、先生たちも頑張れるねっていうことで、なんかすごくいい感じでした。
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