ウリハッキョを発信の場にスタートした「坂道ぷろじぇくと」
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6・15の映像に涙する先生
「いったい、何事なんや!?」
金生徒として通っていたころ、ハッキョは面白かったですか?
金委員長中級部の記憶はあまりないんです。何もしてなかったですね、勉強にもクラブ活動にも一生懸命になれなくて。高級部一年の頃の身長が百四十三センチでした。小さかったんです、成長期が遅くて。初級部の頃は運動でいつも一番だったのに、中級部になると何をしても冴えなくて、だんだん無関心になって。高級部に上がって、柔道部に入って新しくスタートしたんですが、そのころから一挙に体も大きくなって強くなりました。そうすると勉強にも身が入るようになって、高級部の頃は楽しかったです。いろいろ人生について考えて、祖国統一について考え出したのも高級部の頃でした。
金どうして統一について考えるようになったんですか?
金委員長高級部に入学してすぐ6・15共同宣言が発表されました。柔道部の部室に行くために職員室の前を通っていると、先生が「入ってきなさい、今から金大中大統領が平壌に到着する姿が放映されるから一緒に観よう」と言われて、入ってテレビを見ると、金正日総書記が出てきて、金大中大統領と握手していたんです。その場面を見ながら先生たちが涙を流しているのを見て、自分のことを殴る先生が泣いている姿に衝撃を受けて。
金なにか暴力学校みたいだね。
金委員長昔は今と違って、悪い事したら殴られるのが普通でした。「あの怖い先生が泣いている、いったい何ごとなんや? 統一って何なんやろう」と考えたのが始まりでした。あの時先生たちが感情をあらわにしていなかったら、統一に関して考えなかったかもしれないです。怖いだけの先生かなと思っていたのに、何かこれは先生にとって大切なことなんやなと思って、それから「統一」という言葉がテーマになりました。
金。テーマになってどうしました?
金委員長高級部の頃は特別何もできませんでしたが、朝大に行って、活動家になって、いろいろやりました。まずは勉強ですね。領袖についてたくさん勉強しました。また「太陽政策」とは何なのか、6・15共同宣言の内容について、自分にとっての「統一」とは何なのかとか、いろいろ勉強しました。
金それは本やインターネットを通じて?
金委員長本もたくさん読みましたし、南のインターネットを通じてもいろいろ勉強しました。まずは勉強、そのあとは出会いです、交流。
金知ることは面白かったですか?
金委員長はい。
金朝大は楽しかったですか?
金委員長最高でした。何よりも学ぶには最高の環境だと思います。移動距離もなくて、二分で勉強部屋に行けるし。
金朝大の頃はたくさん勉強しましたか?
金委員長しました、中学の頃にさぼった分を取り戻すために一生懸命しました。本を読むのは好きです。
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