会って、話して、理解しあえる社会を目指して
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同じ地域住民として
金何しろ、人と会わなくては。
こうのすけそれが大事でしょ。はじめからわかりあえるとは思いません。けんかしてもいいし。お互いの行き違いというのは出るから、それを繰り返して、ちょっとでも理解しあえればいいわけです。まだまだわからないこともいっぱいあります。「俺らの気持ちなんかわからんやないか」というけれど、相手のことをわかろうと努力する人は必ずいますからね。
大阪府・市補助金裁判と文科省無償化裁判の判決を前にして、「無償化連絡会・大阪」でもこの秋にキャンペーンで街頭宣伝・ビラまきをやろうという話になっています。
そんなときに道行く日本人にどう語りかけるか、大阪で作った「子どもたちに笑顔を」というコピーなんですけど、これは普遍的な事ですよ。日本人の子どもも、朝鮮人の子どもも、勉強したり、遊んだり、喧嘩したり。もしも反感持って抗議してくる人がいたら、実はこういうことでといえばいいんだけど、大方の人はビラもとらないでちらっと見て通り過ぎていくだけなんでね。ビラまきをどうしようかと。一〇月は各学校の最寄りの駅前で、十一月には全体で集まってJR大阪駅北側のヨドバシカメラ前。最近そこでは慰安婦問題のアピールをしたり、関西SEALDsでも盛り上がった場所なんです。そこで朝鮮学校のアピールもしようかということになっています。裁判をやっている原告の大阪朝鮮学園と弁護団とわれわれ日本人の三者で。
あと、毎週火曜日のお昼に大阪府庁前で補助金再交付・高校無償化の実現を訴える火曜日行動が二〇一二年四月一七日から二一〇回以上続いています。東京は文科省前で毎週金曜日の夕方、朝大生たちや支援グループが交代でやってきて、毎週やっていて、本当に頭が下がります。
僕たちもそうですが、朝鮮人側も家の近所の日本人に働きかけていってほしいです。
金言えないですよ。
こうのすけそうとは思います。僕も市民講座や大学の授業で朝鮮語を学ぶ社会人・学生に朝鮮学校に行きませんかと誘いますが、なぜかなかなか来ませんね。だから同志社女子大学の講義のように、学校を訪ねていこうと授業の一環ということなら行ってくれる。
金この学生たちは社会に出て何かあったときに、外国人に関する様々なニュースにひっかかりを感じると思うんです。
こうのすけそうですね。この経験はすごく大きいと思います。学生たちにアポイントをとるところから始まって、全部任せているので。そういうのが自信になって交渉力をしっかりつけていったら、どこへ行っても失敗しながらやってくれたらいいなと思っています。
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