ハッキョ(学校)を支える実のある地域活動を
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人材育てば次のステージへ
地域活動に引退はない
金それで今はソフトボールもして
李ソフトボールは私が分会長になってからですね。同胞たちが接する機会を増やしたいと思って始めました。日曜の午前中にソフトボールをしたら、確実に会えるかなと思って。分会長になって十八年くらいになるので、ソフトボールもそれくらい続いています。ソフトボールは結婚する前にも昔住んでいたところでしていました、城北の方で。
金十八年間メンバーは同じですか?
李いや、変わってきています。ずっと続けているメンバーもいますし、入れ替わっているメンバーもいます。
金会社の仕事をしながら、同胞との活動をするというのは、大変な時もあると思うのですが。
李バランスのとり方がむつかしいですね。仕事が忙しい時はどうしても仕事に集中してしまうので、会費の集金に行かなくてはいけないのに行けないときも出てきますしね。その時その時のバランスがすごく大切です。
金やめようかなと思ったことはなかったんですか?
李あります。年も年なのでソフトボールはしんどいかなって。吹奏楽団は今も悩みながら行っています。若い世代に任せて引退しようかな、でも抜けたらメンバーいないしなと。今大事なのは、あとを継いでくれる人材を育てることです。ソフトボールも吹奏楽団も、分会も、私の後を継いで頑張ってくれる人を今、育てている過程ですね。そういう人が出てきたらまた違うステージに行けますからね。
金投げ出したくなることはないですか?
李あります。でも負けず嫌いなんでしょうね、昔から。
金つらい時に投げ出したらだめだと思うのはなぜ?
李ソフトボールにしろ、音楽にしろ、地域活動にしろ、一つ投げ出すということは結局すべて投げ出すということになります。三つはつながっています、大阪の在日の運動として。運動を引退するということは本当はないんだと思います。歳行ったから引退するということは運動の中ではありえないことですね。死ぬまでそれは続くんだという感覚があります。
金持ち場を変えながら?
李例えば分会長でなくなったとしても、分会活動は死ぬまでやらなくてはいけないし、吹奏楽団でクラリネットのパート責任者をして役員もしてますが、そうじゃなくなっても吹奏楽団に行って音楽はするし、引退ということではなくて、一生続けようと思っています。自分が朝鮮人であるということは一生の問題であって、一過性のことはないのでね。運動も一生ここで続けていかなくてはいけないし。何かの拍子にできなくなることはあるかもしれませんが、体が動く限りはその中で一生続けていきたいと思っています。
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